Tc-House 2/11
   
 
  四方が全て敷地境界線ぎりぎりまで隣家が建て込んでいる旗竿敷地の真ん中に中庭を設置し周囲に住スペースを確保する低層密集住宅地に対応した構成。中庭を中心に出来る限り廊下を排し、諸室をおいてゆくと親密度が高いワンルーム的住居が建ち表れる。刻一刻と移りゆく光によってその都度の移住場所が見い出される、内省的な住居が出来上がった。 2階以上の階では隣地の隙間をぬって通り抜ける視界に沿って開口部が取られており、上階に行くほどに明るく透明度が増す。暗から明へ至るシーケンシャルな空間連続がこの住宅の質を規定している。  
     
 
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